在来種は生きた愛の「文化財」

在来種は生きた「文化財」
昨日、ビジョンヨガ インストラクターの伊東明子主催で枚方で開催された
映画「よみがえりレシピ」を初めて観ました。

次元を超えた方々の知恵、そして日本古来の種を大切に守り次世代へ
繋ぐことをDNAレベルで感じ取っていることに感動しました。

大量消費、大量生産に対応できる見栄え良く品種改良された胡瓜。
不揃いで形が悪く、日持ちがしない物は在庫が溜まっていく背景があったそうです。

「人間界も似てるかもな〜」
偏差値社会で優劣をつけていく現代社会だと
その人の持つ個性や才能を活かさずに
扱いやすい「標準レベル」にしようとしているのではないかと感じました。

小学生が野菜作り体験では、
種から植え種を収穫する一巡する事で
「命」を感じているようです。
子供達はよく噛んで、きゅうりの苦味と甘味の強さを感じ取り
「食べ物」としてだけでなく「命」を頂くと捉えている姿には胸が熱くなりました。

・・・「残さず食べなさい!」と注意して諭すでなく、
自ずから「残さなくなる」心に灯がともり主体的になるのだと思いました。

『白山だだちゃ豆』
どの種から豆を育てるかで味が全然違ってくるそうで、種選びは重要!
農家農家の決まりがあり、茹で方も家の伝統やこだわりが今も残っていました。
お孫さんが、種を撮るのを手伝う姿。
小さい子供ながら、種が大事だと自然に知る。
道端に落ちていた種を拾い
「大事なものが落ちていた」とお婆ちゃんへ手渡しする。
世代を超えて、生活の中に大切な知恵が息づいていました。

『藤沢カブ』
江戸時代に、株が焼畑で栽培されていたそうです。
炎と作物が結びついた、古からの知恵。
焼畑の株は、身が閉まり味や香りが澄んでいて旨味があるそうです。
お金にならないものは、消えていったそうですが、
ここにしかない作物を残していくという悲願で作り続けてきたそうです。
林業が衰退して、焼畑の伝承も難しくなってきているようです。

生きた資源  どんどんなくなっている在来作物。
日本でどんどん喪失されている伝統作物。
まだ見ぬ未来へ繋ぐ思いで残されてきた在来種。
その人たちの想い・・・

過去の人たちと感性を共有し、在来食物を残すことは、
日本や地域の感性を残すことに繋がるに違いないと思います。

独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた
“山形イタリアン”「アル・ケッチャーノ」の奥田政行シェフは
「昔からの野菜を残すには、次世代が魅力的になるものでなくてはならない。」と
野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理は食する人を魅了していました。

「食材に寄り添い、料理をし食材を活かすには何を最優先するか?」
と素材の味を活かし、いきた料理をされていました。

ここでしか食べられない野菜、
魅力を発信できれば、
地域資源が「ここだけ」になり魅力が倍増する!

人も自然の一部であり、人も同じ!
その人を活かし「あなただけ」の魅力が倍増。
地域も、ここでしかない歴史・文化は遠くても訪れたくなり魅力が倍増します。

 

気候風土を活かし
風や土を感じながら風味、風格、風土を活用してきた
その地域ならではの感性。
農業の現場では、
命を支え合い先人からの大切な知恵が凝縮されていました。

在来種の 遺伝子資源の喪失は、戻ってこない貴重な文化財産。

作物と人は、お互い「命を」支え合っている。
今は、手軽に手に入り「命」の尊さが見えにくくなっている為に
人も作物の「命」自体を粗末にしてきているに繋がっていないのか?

生死に関することだけでなく
一人一人の生き方にも関係するのではないかと思いました。

まずは、私の家庭の食卓から見直し、
命を感じて丁寧に暮らしたいと感じた素晴らしい映画でした。

現代社会の食に関する重要な情報が描かれたパネルは、主催の伊東明子さんが作成しました。
知らないでは済まされない大切な情報です。
食べることで身体と心は作られます。
食事は、家庭の健康の要!

 

 

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