第103回『法楽寺わらく読書会』は茶室にて開催されてスペシャル@大阪市法楽寺

9月15日の第103回『法楽寺わらく読書会』は、法楽寺にて行いました。
普段とは違い、特別なものとなりました。

第百回の記念として、法楽寺前住職、小松庸祐上院様と奥様に、
お茶を振る舞って頂きました。

また、法楽寺の歴史にまつわる様々なお話をお伺いし、
豊かな時間を過ごす事ができました。

また、読書会に、月刊実践人編集長の宮下隆二様をお迎えし、
『修身教授録』の第2部・第25講『最善観』を8名(冥界よりご参加方々を含む)で輪読し、
感想を共有しました。

これから私のお話する内容は、こう申すと変ですが、
実は私自身の人生に対する根本信念の一面と言ってよいのです。
そもそもこの最善観という言葉は訳語でありまして、西洋の言葉ではオプティミズムという言葉がこれに相当しましょう。
つまり神はこの世界を最善につくり給うたというのです。
そこで今この信念に立ちますと、現在の自分にとって、一見いかにためにならないように見える事柄が起こっても、
それは必ずや神が私にとって、それを絶対に必要と思召されるが故に、かくは与え給うたのであると信ずるのであります。
それはまた、自己に与えられた全運命を感謝して受け取って、天を恨まず人を咎めず、
否、恨んだり咎めないばかりか、楽天知命、すなわち天命を信ずるが故に、天命を楽しむという境涯です。
私には、人間の真の生活態度は、どうしてもこの外はないように思われるのです。
このような森信三先生の言葉に対して、

「物事がうまく行かないとき、落ち込んだり、コロナのせいにしたりしてしまう。しかし講義にあるように、マイナス面には、常にプラスの側面がある。自暴自棄にならず、引き続き努力することが大切だ。」
「この第25講は、30数年前に初めて修身教授録を読んだ際最も感動した講である。文中の言葉をノートに書き写し、様々な事を乗り越えてきた。今日この箇所が読まれるということに、運命的なものを感じた。」
「私は、良いエネルギーを創り出しながら、地球をワクワクに溢れるワクワク星にしたい。共に響き合い、平和で永続性のある地球にしていきたい。まさに最善の生き方であると思っている。」
「テニスで怪我をし、松葉杖を使っていたことを思いだした。森信三先生の、『逆境は神の恩寵的試練なり』『禍福は糾える縄の如し』という言葉の通り、まさに天命を楽しむ生き方をしていきたい。」
などの意見があり、
また、小松上院様からは、
「森信三先生の言葉には、一語一語の中に真理が宿っています。また、皆さんが先駆者の言葉を受け止め、共に学ばれる姿を尊く思いました。この読書会の輪が広がることを願っています。」
とのご感想を頂きました。
今回、全一学ノートのミニ輪読会については、時間の都合で省略しました。
次回開催は、以下の通りです。
日時:令和5年10 月某日(未定)14:30〜16:30
場所:法楽寺
内容:「修身教授録」第2部・第26講「二種の苦労人」輪読会  
「森信三先生全一学ノート(新版)」ミニ輪読会
参加費:1.000円
※初めてご参加頂く方は、準備がございますので、前日までに下記にお名前、ご連絡先をお知らせ下さい。
《ご予約・お問合せ》
メール:mai@wadentou.com
℡:090-4975-4000(後藤)
※ただし、コロナ感染状況に応じて、オンライン開催します。

 

 

メール:mai@wadentou.com    TEL:090-4975-4000