今年初めての法楽寺わらく読書会を開催!修身教授録を輪読して「森信三先生の教えを学び実生活に活かす」小松上院さんもご参加

1月17日の第118回『法楽寺わらく読書会』は、いつもの法楽寺くすのき文庫にて行うことができました。
『修身教授録』の第1部・第1講『学年始めの挨拶』を
10名(冥界よりご参加の方々を含む)で輪読し、感想を共有しました。

今回は新年始めの開催であり、さらに、修身教授録第1部第1講に戻る新たなスタートとなりました。
また、実践人誌の宮下編集長、法楽寺の小松庸祐上院もご参加下さり、共に輪読会を楽しむことができました。
今後一年間、諸君の修身科を受け持つことになったということは、私の側からも、まったく個人的な好悪を超えた問題なのであります。
われわれは、かく自己に対して必然的に与えられた事柄については、ひとり好悪の感情をもって対しないのみか、
さらに一歩をすすめて、これを「天命」として謹んでお受けをするということが大切だと思うのです。
いかなる場合においても、大よそわが身に降りかかる事柄は、すべてこれを天の命として慎んでお受けをするということが、われわれにとっては最善の人生態度と思うわけです。
ですからこう考えて来ますと、この深い因縁を辱く思ってお互いに自分を投げ出し合って、共にこの一年間を学ばねばならぬと思うのであります。
このような森信三先生の言葉に対して、
「人生は波乗りのようである。まさかの波が来ることもある。大変な時はお計らい、お試しと思い、心を柔軟にして行動することが大切だと思う。」 
「森信三先生は、教師も生徒も本質的に平等であり、同じ人間である教師が生徒を教えることは到底できないと書かれている。教育とは『いのちの呼応』であるという変わらぬ教育思想を感じた。」
「一語一語が実践につながっていくお話だった。出会う人々、空間、すべてが貴重な機会である。この読書会のメンバーとも奇跡の出会いであり、縁の素晴らしさを改めて感じた。」
「個人としては5回目の修身教授録輪読が始まる。読書会での出会いは、細い川が太い川となるように、縁が広がっている。まさに、継続はご縁なりと感じる。」
「とても古い時代の講義とは思えない。心を素直に表現しているからだと思う。因縁という言葉には命がある。今の時代に生きる言葉である。」
「小島直記氏の、奥深い真理が平明に語られている、という表現に、松下幸之助の言葉を思い浮かべた。」
などといった意見が出されていました。 
気温の低い日ではありながらも、少し日差しに春の兆しを感じる中での読書会となりました。
 
読書会終了後は、いつもの喫茶店りあんでの振り返り、創作料理fudanさんでの新年会と、楽しく充実した1日となりました。
次回開催は、以下の通りです。

私の知人の習字の先生も参加されます!
みなさま、せひご一緒いたしましょう!

日時:令和7年2月21日(金)14:00〜16:00
場所:珈琲専科 りあん
内容:「修身教授録」第1部・第2講「人間と生まれて」輪読会 「森信三先生全一学ノート(新版)」ミニ輪読会
参加費:1.000円
※初めてご参加頂く方は、準備がございますので、前日までに下記にお名前、ご連絡先をお知らせ下さい。
《ご予約・お問合せ》
メール:mai@wadentou.com
℡:090-4975-4000(後藤)