第119回『法楽寺わらく読書会』で著書:森信三「修身教授録」を輪読

たなべ大根で有名な大阪市の南田辺にある名刹寺「法楽寺さん」で行っている
和の心を楽しく学ぶ「法楽寺わらく読書会」
  立ち上げて九年目、
途中はどうなるかと思ったほどでしたが・・ 
今や、小松上院様にも参加いただき
 貴重な体験されたお話を伺っております。 
上院さんは、東京都品川にあるお寺の4人兄弟として誕生され、ご兄弟も鎌倉や京都の名刹寺でご活躍されていらっしゃいます。
 子供時代の話を伺っているだけでも、面白く貴重なお話!

2月21日の第119回『法楽寺わらく読書会』は、いつもの法楽寺くすのき文庫にて行うことができました。『修身教授録』の第1部・第2講『人間と生まれて』を9名(冥界よりご参加の方々を含む)で輪読し、感想を共有しました。
今回も法楽寺の小松庸祐上院がご参加下さり、また新たな参加者の方も加わって、新鮮な思いで共に輪読会を楽しむことができました。

そもそもいかなる力によってわれわれは、
かく人間としてその生を受けることができたのであるか。
私達はまずこの根本問題に対して、改めて深く思いを致さなければならぬと思うのです。
われわれがこの世に生を受けたのは、自分の努力とは全然関わりのない事柄であって、
まったく自己を超えた大いなる力に催されてのことであります。
このように人身を受けたことに対する感謝の念は、
昔の人が言った「人身うけがたし」という深い感懐から初めて発して来るものと思うのです。
ここに人身として生を受けたことの辱なさよ!
という感慨があってこそ、初めて人生も真に厳粛となるのではないでしょうか。
このような森信三先生の言葉に対して、
「人間に生まれるということは、一億円の宝くじに一億回当たるくらいの幸運だと聞いたことがある。与えられた日々を大切に生きて行きたい。」 
「数日前から体調を崩していたが、昨日から奇跡的に体調が良くなり、参加できることになった。この読書会に、何かがあると感じている。」
「いつも、自分自身が持っている何かで、世の中の役に立ちたいと考えている。その時その時にできることで、精一杯実践していきたい。」
「辱い、という強い言葉が使われていることに驚いた。森信三先生の、生きているということへの深い感謝の念を感じた。」などの意見が出されていました。

などといった意見が出されていました。 

次回開催は、以下の通りです。
⚪︎日時:令和7年3月7日(金)14:00〜16:00
⚪︎場所:法楽寺くすのき文庫
⚪︎内容:「修身教授録」第1部・第3講「生をこの国土にうけて」輪読会 
    「森信三先生全一学ノート(新版)」ミニ輪読会
⚪︎参加費:1.000円
 ※初めてご参加頂く方は、準備がございますので、前日までに下記にお名前、ご連絡先をお知らせ下さい。

《ご予約・お問合せ》
   メール:mai@wadentou.com
   TEL:090-4975-4000(後藤)

               書記・進行:高嶋宣雄